まんが「浪費図鑑」を読んでみた。心から楽しい出費は浪費ではないんじゃない?と思わせてくれた一冊。

シェアする

浪費ってなんでしょうね?

私にとっての浪費でもあなたにとっては

本当に大切なことかもしれない。

他人には理解できない色んな形の愛があるのねんと

妙に納得してしまった1冊をご紹介したいと思います。

まんが「浪費図鑑」を読んでみた。

今回の一冊は、

「まんが浪費図鑑」 劇団雌猫さん著

何冊かシリーズで出ています。

ざっくりしたあらすじは

1話ごとに、自分の好きなことにお金を使いまくる女性が出てきて

その分野に全く興味のない人からはまったく理解できない

はたから見たら「浪費」にしか見えないけど

彼女たちにとっては、まちがいなく愛ゆえの出費のお話し。

作中には、

追っかけている「推し」に会うために握手券付きのCDを買いまくったり

自分の生活がキビシくなっても神絵師の同人誌にお金をつぎこんじゃったり

自分の話をじっくり聞いてもらうための対価としてお金を払ったり

「浪費」にもいろんなパターンがあります。

浪費、っていえば

「無駄遣い」ってイメージがみなさんあるんじゃないでしょうか。

わたしの浪費のパターンは

給料日でおサイフにお金がいつもより入ってると

気が大きくなってちょこちょこお金をつかっちゃって

あれっこんなに減ってる?何にお金つかっちゃった?というのがいつものパターンです。

何に使ったかわからないけど

なんか使っちゃった!!

これはかなり無駄遣いした気がします。

でも

今回の一冊の「浪費図鑑」は

「浪費」ってついてるけど

実は「浪費」じゃないんじゃない?と読んでて思いました。

だって目的があるし、何よりお金を使ってるとき楽しそうですもん。

心から楽しい出費は、浪費ではない。

わたしはマンガや小説が好きでこのブログを始めたわけですが、

ふだん漫画や小説を電子書籍で読みまくってます。

はたから見たら、わたしの電子書籍好きも浪費に入るんでしょうね。

この間

電子書籍サイトhontoで20%オフクーポンが出てたので

前から気になってた「バラの聖戦」全巻セットを買いました。

定価9072円。クーポンとポイント使ってお支払いは6000円くらい。

(ドロドロしてて面白かったですよ!)

作者さんにちょっと申し訳ない気もするけど

ブックオフに行ったらだいたい定価の半額くらいで手に入ります。

半額だったら

別にもうひとつ、20巻くらいのセットを買えちゃうじゃん!?

「鋼の錬金術師」三回目の購入しちゃうか?しちゃえるな。

でも高くても電子書籍を選んでしまうのは

読むのがわりと早いからなんですよね。

たとえば仕事が休みの日に

ゆっくりできるカフェでお茶を飲みながら本を読みたいなーと思ったら

漫画だったら何冊持参しないといけないかしら?6冊くらい?

けっこう荷物になりますよね。

持っていった6冊を読み切ってしまったら

本だけに集中できる環境だとさらに読むのが早くなっちゃうので

せっかくカフェに行ったのに続きが気になって

そわそわ・・・本屋さんに行きたくなってしまう。

でも電子だったら何冊でもスマホに入れて持っていける!

その場で続きを買うことだってできちゃうのだ。

でも、紙の本も大好き。

2ページの見開きは紙の本じゃないとなんか感動が半減してしまうので

すごく好きな本は紙と電子書籍両方持ってる訳ですが。

「なんで電子で読んでるくせにまた紙で買うの?」とか言われることも。

そんなこと言ったら読みたい、って言ってたやつ

貸してあげないからねー!って思っちゃいますが

他の人にしたらすごく無駄なことだとしても

わたしにとってその時その時に都合よくすごく楽しめるわけで

それをムダだ・浪費だ!って言われちゃったら悲しい。

自分で金額を決めて自分の給料で買ってるんだからいいじゃーん♪と

何か言われても流してます。

あと電子にはまったのは

「子どもに見せられない本は家に置いとけない」から。

ちょっとアダルティなBLとか、

「狼の口(ヴォルフスムント)」のような残酷表現の極みみたいな本は

さすがにまだ小学生に見られたくない。

でもお母さんはそういうのも読みたい。そんな時も電子なら安心!

指紋認証にしてるからパスコードロックも外されることないし!

そういう意味では電子書籍にするっていうのもかなりいいと思います。

まとめ

「浪費図鑑」にでてくる女性たちをみて

自分にとっての浪費ってなにかな?って考えてたら

電子書籍愛があふれてしまいました(笑)

好きで楽しく使うんだったら

自分にとっては

「浪費」じゃなくて「幸せな消費」!ということで、

大好きな本をもっといっぱい読むぞ!!