あせとせっけんが展開早くておもしろい!脇役のおネエな部長がステキすぎる。

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自分でいうのもなんですがわたしはにおいを嗅ぐのが好きです。

夏のわが子の汗臭い頭とか、

趣味のバレーボールの練習が終わって

ひざサポーターを外したあとのひざを

スンスン「くっさ!」・・・スンスン「くっさ!」スンスンスン、って良くやってます。

くさいってわかってるのに嗅いじゃう。

でも良い匂いも好きですよ!

良い匂いの人とすれ違ったらフラ~とついていきたくなりますし。

で、

今回の一冊は

そんな匂いフェチ気味なわたしにとってちょっと気になるタイトルだった、

汗と匂いがきっかけでカップルになった二人のお話です。

あせとせっけんが展開早くておもしろい。

今回ご紹介したいのは、

「あせとせっけん」  山田金鉄さん 著

週刊漫画雑誌の「モーニング」の電子版、

「Dモーニング」で連載中です。

(「あせとせっけん」はDモーニングだけで連載しています。

逆に、

Dモーニングには載ってなくて、紙媒体のモーニングにしか載っていない作品もあります)

2019年1月に

2巻が発売されました。

ざっくりあらすじは

本名の「麻子」をもじって「汗子」と呼ばれてしまうくらい汗っかきな八重島麻子さん

麻子が大好きで愛用している石鹸を作っている名取香太郎さん

(麻子の匂いを嗅がないと二日で廃人になる)

この2人のラブコメです

香太郎の最初の発言、

「新商品の石鹸の開発のためにこれから毎日君のにおいを嗅ぎにきます!」

どんな変態だ。

・・・そしてさすが青年誌。

くっつくまでが超早い。

最初の頃の、匂いを嗅いでいるシーンもかなり密着しているので

香り太郎が「天然だけど仕事のできるイケメン」じゃなかったら

絵面は完璧にチカンアカンですから。

展開が若干強引な気もしないでもないです

絵柄がかわいいので楽しく読めます。

麻子さんがとにかくかわいい。巨乳だし。

少女漫画では「そこ」に行きつくまでのすったもんだが絶対必要かつ最重要なので

こうスピーディな展開はそうないので面白いです。

なんていうか、好み的にわたしは香太郎さんに惹かれないのですが、

麻子さんがかわいくてついつい読んでしまってます。

お名前が山田金鉄さんと漢らしいお名前ですが

作家さんは女性かな?男性じゃない気がする。

麻子さんが巨乳なのは作者さんの好みじゃなくて

担当さんの好みと見た。

脇役のおネエな部長がステキすぎる

他の登場人物のイチオシは大蔵部長。

麻子さんの直属の上司で

ハードボイルドな外見を裏切らないしっかりとした男前系おネエです。

なんかこう、

ビジュアルはサンライズ系のアニメに出てくる頼れるお兄さんぽいイメージのおネエ。

「テラフォーマーズ」の小町小吉艦長にも似てるかな。

お話の仕方がおネエなだけでおネエじゃないのかな?

麻子さんは売れっ子プランナーの香り太郎を雲の上の存在だと思っていて、

それなのに平凡な自分と付き合っていることが

香太郎の評価を下げるんじゃないかと気にして秘密にしています。

そんなこと気にしなくてもいいのにね。

言われた方はシュン・・・てなっちゃう。

でも気にしちゃう気持ちも良く分かる。

大蔵部長には偶然2人が付き合っていることがバレてしまったのですが

麻子さんの気持ちをくんで周囲には2人のことを黙っててくれたり、

かなり人間的にできている部長さんです。

夜の世界にはこういう方、、よくいらっしゃいますが、

昼の世界で会社勤めされているのに

しっかりおネエなのが珍しい気がします。

というかしっかりおネエな上司、というのが青年誌ではあんまり見かけないかな?

麻子さんと香太郎の会社は女性向けの石鹸メーカーなので

大蔵部長みたいな人もいてもおかしくはないんですけどね!

麻子さんのピュアな気持ちの伝え方がかわいくてもだもだする

ドロドロしてないし辛さもない、さらっとしたお話なんですが

終始ひかえめな性格の麻子さんが

香太郎にだけは少しずつ思いを伝えていっているさまが

じれったいようなむずがゆいようななんかああっ!!良い!ってなります。

早く3巻でないかな!